皆さんどうも。
エンジニア5年目のいかすみです。
今回は、NOC(Network Operations Center)を約1年経験して感じた「向き・不向き」について、かなり正直に書いていきます。
はじめに
これからNOCに配属される人、すでにNOCで働いていてモヤモヤしている人にとって、 「自分の感覚って普通なのかな?」と答え合わせできる記事になればうれしいです。
なお、ここで書く内容はあくまで個人の体験です。
環境や会社によって違いはありますが、「そういう見方もあるんだ」くらいでいただければ。
NOCに入る前に思っていたこと
正直に言うと、NOCに入る前は少し不安がありました。
ネットワークの経験がそこまで深くなかったので、 「自分でもちゃんとやれるのかな?」という気持ちはありました。
ただ、同じ会社の社員がすでにその現場にアサインされていたこともあり、
まあ、なんとかなるか
という、いい意味でそこまで深く考えない状態で入ったと思います。。
最初に感じた一番のギャップ
実際に働いてみて一番感じたギャップは、 ネットワークの知識そのものよりも「アラート対応」が中心だったことです。
決まったアラートが上がってきて、
このアラートなら、ここを見る
こうなっていたら、この手順で対応
という、いわばパターン対応が多い仕事でした。
正直な感想を言うと、
文字が読めれば誰でもできるやん……
と一瞬思いました。
ただ、冷静になると、これまでのIT経験が完全に無駄だったわけではありません。
例えば、
こういった作業は、非IT出身の人にとっては意外と馴染みがない部分です。
なので、「誰でもできる」と思いつつも、 過去の経験が少しずつ役に立っている感覚はありました。
「向いてないかも」と思った瞬間
一番しんどかったのは、
対応がどんどん増えていくのに、知識の棚卸しができない感覚です。
個別のアラート対応が次々に発生して、
という不安が強くなりました。
しかも覚える内容の多くが、「このアラートのときは、ここを見て、こう対応する」
という作業手順そのもの。
ネットワークやITの知識が深まっている実感が持ちにくく、 この時期は正直モチベーションがかなり下がっていました。
NOCで良かったと思える点
強いて言うなら、チームの雰囲気は悪くありませんでした。
困ったときはチーム全体でフォローする体制があり、 一人で抱え込むような空気ではなかったのは救いでした。
夜間対応や電話当番もローテーション制で
全く電話が鳴らない週
立て続けに対応がある週
と偏りはあるものの、 チームとしてバランスを取ろうとしているのは感じました。
半年〜1年経って一番きつかったこと
精神的に一番きつかったのは、
これ、何年続けるんだろ?
という気持ちです。
会社からは、
- リーダー的な立場になる
- 後輩をアサイン
- そこから現場を抜ける
という話もありましたが、
それ、何年後の話ですか……?
と正直思っていました。
加えて、リモートワークができない現場でした。(というか、です!現在も勤めているので)
未経験で入社した若い人が、フルリモート案件で資格を取りまくって評価されている
こういう状況を見ると、 どうしても虚しい気持ちになる瞬間はありました。
NOCに向いている人の特徴
1年やってみて感じた、NOCに向いている人はこんなタイプだと考えます。
特に体力は重要です。
夜勤そのものもそうですが、夜中に電話が鳴る可能性がある仕事なので、 生活リズムに耐えられるかどうかはかなり大きいと思います。
NOCに向いていない人の特徴
逆に、向いていないと感じたのは以下のような人です。
NOCでは手順遵守が非常に重要です。
アクティブなウィンドウを確認せずにコマンドを貼り付けるだけで、 大きな事故につながる可能性もあります。
「考えながら自由にやりたい」というタイプの人ほど、 息苦しさを感じるかもしれません。
NOCを1年経験して変わったキャリア観
振り返ってみると、NOCの経験は決して無駄ではありませんでした
難しすぎず
簡単すぎず
ITの現場感を掴むにはちょうどいい
そんな経験だったと思います。
一方で、
このままでいいのかな?
と転職を意識するようになったのも事実です。
今すぐ転職するつもりはありませんが、 キャリアを考える視点が確実に増えました。
もし今の自分が、NOC配属直後の自分に声をかけるなら
伝えたいことは一つだけです。
休むときは、ちゃんと休もう。
夜勤や緊張感のある仕事だからこそ、 無理を続けると確実にしんどくなります。
NOCは合う・合わないがはっきり分かれる仕事です。 もし違和感を感じているなら、その感覚は大事にしていいと思います。
おわりに
NOCを1年やって感じたことを、なるべく飾らずに書きました。
「自分だけじゃなかった」と思ってもらえたら、それだけでこの文章には意味があります。
これからNOCに入る人、そして今まさに悩んでいる人の参考になれば幸いです。
皆さんのキャリアが素晴らしいものになることを祈っています。


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