ネットワークエンジニアの夜勤って何するの?|夜間作業経験者が“リアル”をまとめてみた

blog

「ネットワークエンジニアって夜勤あるの?きついの?

私自身は、いわゆる 24時間365日の常駐夜勤 を経験したことはありません。

しかし、深夜帯の業後作業(FW設定変更・NW機器のバージョンアップなど)
は何度も担当してきました。

それに加えて、同僚や別現場の仲間から
“常駐夜勤のリアルな話” をたくさん聞く機会もあります。

この記事では、

夜勤常駐の実態(同僚の話) × 私が実際に担当した夜間作業のリアル

の両面から、ネットワークエンジニアの夜勤についてできるだけわかりやすくまとめていきます。

あと最初に言っておきますが、

今からエンジニアになろうと考えているそこのあなた

夜勤OKですか?って絶対に聞かれます。

NGな人はここできっぱり言いましょう。

OKなひとでも、以下のセリフを言ってください。

”同じ会社の人が既に参画している現場だったらOKです”

って言いましょう。

同じ会社の人が長く働けるなら信頼の証になるし、いろいろ聞きやすいからです。

未経験でいきなり一人で夜勤現場は、色々辛すぎますのでやめましょう。

「ここしかアサインできる現場がない」とか舐めたことを言われたらその会社辞めましょう。

他にも山のように会社はあります。

なにより辞めずに続けることが一番ですので。

NWエンジニアの夜勤は大きく2種類

24時間×365日の「常駐夜勤」

1つ目は24時間×365日(”にーよんさんろくご”って言ったりします)の「常駐夜勤」です。

データセンターや大規模NWの監視室などで

深夜に発生したアラートの一次対応を行う仕事です。

  • 監視アラート対応
  • ping / traceroute などの一次切り分け
  • エスカレーション
  • 夜間の問い合わせ
  • 朝方にかけての“混む時間帯”対応

未経験者が最初に入ることが多いのがここですね。

夜間の「業後作業」

2つ目は夜間の「業後作業」(設定変更・メンテナンス)です。

こちらは私も経験しているタイプですね。

  • FW設定追加
  • ルータ/スイッチのFWバージョンアップ
  • NW切り替え
  • ACL変更
  • 保守交換対応

昼間は影響が出る作業が多いため、
深夜~早朝にまとめて実施するのが一般的です。

常駐夜勤の1日の流れ(=同僚から聞いたリアル)

21:00 引き継ぎ

日勤から障害状況・作業状況の説明
アラートの傾向や注意点を確認

夜勤は「今日どんなアラートが多いか」で忙しさが変わるそうです。

22:00〜 システム監視・アラート対応

アラートは大きく3種類。

  • 情報系(INFO):軽微
  • 警告系(WARN):注意が必要
  • 致命系(CRITICAL):深刻な障害の可能性

ここを見極めるのが夜勤のコアスキル。

同僚いわく:「CRITICALが連発すると、一気に汗出る」
「でも夜勤だから相談相手が少ないんだよね(笑)」

23:00〜2:00 一次切り分け

よくある流れはこんな感じ。

  • pingで到達可否を確認
  • tracerouteでどこで落ちてるか確認
  • show interfaceで状態確認
  • show logでエラーを探す
  • ルーティング状況を確認(OSPF/BGP)

静かな日は本当に静か。
普通にこの時間に勉強したり、現場によってはゲームしててもいいところもあるらしい。

だけど、忙しい日はマジで忙しい。(らしい)

深夜2:00〜4:00 軽めの平和タイム

とはいえ、
「突然 CRITICAL」のパターンがあるので気が抜けない。

4:00〜6:00 朝方に増える“ネットの遅い系”問い合わせ

深夜作業明けの拠点や、動き出すシステムの影響で
急にアラートが増える“魔の時間帯”。

6:00〜7:00 引き継ぎ・報告書作成

  • 対応内容のまとめ
  • 障害記録の整理
  • 日勤チームへの引き継ぎ

夜勤明けはタフだけど、みんな帰りはちょっとテンション高いらしいです(笑)

僕が実際に担当していた“夜間作業”のリアル

ここからは僕自身の経験をベースにした夜勤(=夜間作業)の話をします。

FWの設定変更(ACLの追加など)

夜間作業の中では王道ですね。

  • 深夜帯の作業ウィンドウ
  • 事前のレビューがめちゃ重い
  • 作業前バックアップ必須
  • コマンド1行でも緊張感MAX
  • 作業後の疎通確認が意外と長い

ミスがそのまま「拠点断」につながります。

集中力の使い方が昼間とは違います。

それと設定変更作業は基本的には2名以上作業となります。

たとえコマンド1行だったとしても2名体制確保が必須です。

NW機器のバージョンアップ

これも深夜に行われる代表的な作業。

  • 作業前の影響調査が本当に面倒
  • ロールバック手順が命
  • 失敗時の対処を事前に全部確認
  • 機器再起動中が一番ドキドキする
  • 作業ログ録るのが地味に大変

①冗長機器の片方にトラフィックを寄せる

②対象機器につながるIFをシャットダウンし、どこにもつながっていない状態(ダルマにする、と言います。)

③対象機器をバージョンアップ

④同じことを冗長機器のもう片方でも実施する

だいたいこんな流れで実施していきますね。

なんにせよ想定外のことがあったら即エスカレーションを上げます。

プロパー社員をたたき起こすことになって緊張します。

結構嫌な人とか、不機嫌を表に出す人もいるので、、、

夜勤のメリットとデメリット(本音)

何回も言いますが、

夜勤OKですか?って絶対に聞かれると思うけど、もしOKでも

”同じ会社の人が既に参画している現場だったらOKです”って言いましょう。

これは本当に伝えたい。

メリット

  • 夜間手当が出る現場は収入が上がる
  • 人が少ないので判断力が鍛えられる
  • 障害対応のスキルがつく
  • 朝帰りがちょっと気持ち良い
  • シフト勤務だと休みが多く感じる

デメリット

  • 生活リズムが崩れる
  • 眠気のコントロールが難しい
  • 人が少ない分、孤独感が強い
  • 深夜の重大障害は本当にしんどい

これは向き不向きがハッキリ分かれますね。

私個人的には月2-3回の夜勤だったら気分転換になるし(明けは確定で休みなので)

いいかなと思っている派ですが。

完全夜勤とかシフトとかは嫌かな。。。

夜勤のある現場は“キャリア的にどうなの?”

夜勤OKですか?って絶対に聞かれると思うけど、

”同じ会社の人が既に参画している現場だったらOKです”って言いましょうね。

※重要なので何回も言います!スミマセン。。。

夜勤は経験になるけど、
“夜勤ばかりの現場”に長くいるのは危険です。

理由:

  • 構築スキルが身につきにくい
  • 業務範囲が監視+切り分けで止まりやすい
  • キャリアの選択肢が狭くなる

逆に…

  • 夜勤+構築補助
  • 夜勤+レビュー参加
  • 夜勤しながら設計チームと近い距離

こういう現場なら成長が期待できます。

まとめ

夜勤は“経験になる”けど、現場選びは本当に大事

ネットワークエンジニアの夜勤は、

  • 常駐夜勤(監視)
  • 夜間作業(実作業)

の2種類があり、求められるスキルも働き方も違います。

夜間作業は緊張感あるけどやりがいもある。
常駐夜勤は体力面きついけどスキルがつく。

ただし、

夜勤が多すぎる現場や、作業機会が少ない現場はキャリアが停滞しやすい のも事実です。

自分に合った現場で長く経験がつめる現場を

頑張ってアサインしてくれる会社に入りましょうね、皆さん

コメント

タイトルとURLをコピーしました